パールストゥデイによると、イエメン武装軍のヤフヤー・アルサリーウ報道官は今月23日に声明を発表し、同軍のミサイル部隊がイスラエル占領地の主要都市テルアビブにあるベン・グリオン空港をミサイル・「パレスチナ2」で攻撃したと発表しました。また、「作戦は成功し、同空港の発着便の運航は30分間停止された」と述べています。
2023年10月7日以降、イスラエル軍兵士7万8000人が負傷
また別の報道によりますと、イスラエル戦争省は今月23日、2023年10月7日以降、同政権軍と治安部隊の隊員7万8000人以上が負傷したと発表しました。この報告によりますと、負傷者のうち1万6000人が入院したということです。イスラエル軍はまた自軍基地において、「2023年10月7日以降のガザ地区での死亡兵で実名の公表が許可された者の数は846人に達している」と表明しています。
占領地でのデモは暴動に発展
一方、イスラエル軍ラジオは去る23日、「数千人がネタニヤフ・イスラエル首相の事務所前でデモを行い、イスラエル治安機関シンベトのロネン・バー長官とガリ・ミハラブ・ミアラ司法長官の解任に抗議し、ガザで拘束中のシオニスト捕虜の釈放を要求したと報じました。またイスラエルの放送局も、ネタニヤフ首相の私邸前の警護壁を突破しようとした抗議者らが警察に逮捕されたと報じています。
イスラエルの2025年予算に占める軍事費の割合が大
イスラエル議会クネセトは今月23日に13時間にわたる議論の末、第二読会と第三読会で2025年度予算案を承認しました。イスラエル第12チャンネルTVによりますと、この予算の最大部分は政権の戦争省に割り当てられています。またこの法案によれば、イスラエルの軍事予算は1098億シェケル(約300億ドル)に達し、現政権の支出の大半を占めることになります。軍事機関に最も多くの予算を割り当てることは、現在の情勢と政権の安全保障政策に照らしたイスラエルの支出の優先順位を反映したものと言えます。
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