ベネズエラ政府は声明を発表し、同国の石油とガスを輸入する国々へのトランプ米大統領の新たな脅迫に反応しました。パールストゥデイがイルナー通信の報道として伝えたところによりますと、ベネズエラ政府の声明は「石油・ガス分野で我が国と貿易する国に25%の関税を課すというトランプ大統領の決定は、自暴自棄による利己的かつ違法な行動であり、我が国に対しこれまでに行使した全ての制裁が完全に失敗したという事実を物語っている」と述べています。
また、「米はベネズエラ国民を屈服させようと、我が国に対し国際貿易ルールに公然と違反する経済制裁に熱を上げたが、旧来通り経済制裁行使政策は何の成果にも至らず、この政策はこれまでと同様に失敗するだろう」としています。
さらに「彼らは敗北を喫した。それは、ベネズエラが1つの独立国であり、その国民が尊厳をもって抵抗してきたからである。その一方で、我々はもはや世界各国がいかなる形の経済独裁政権にも従わない時代に入っている」とされています。
トランプ米大統領は以前、来月2日からベネズエラに二次関税を課すと発表し、同国から石油とガスを輸入する国々は米国に25%の関税を支払わなければならない、として脅迫していました。
またトランプ氏は24日月曜、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」において、ベネズエラに2次関税を課すと改めて発表しています。
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