パールストゥデイがイルナー通信の報道として伝えたところによりますと、イスラエルの戦闘機が25日火曜朝、ガザ地区南部ハーンユヌスと中部のアル・ブレイジ難民キャンプを攻撃し、これにより子供3人を含むパレスチナ人13人が殉教しました。
ガザ市東部もイスラエル軍により空爆・砲撃され、多数のパレスチナ人が殉教、負傷しています。
パレスチナ保健省は今月24日、「過去24時間にガザ地区で61人のパレスチナ人が殉教した他、134人が負傷した」と発表していました。
イスラエル軍は今月18日、停戦条件に違反する形でガザ地区への軍事侵攻を再開しました。これらの攻撃により、現在までに730人以上のパレスチナ人が殉教し、1367人が負傷しています。これらの殉教者を含め、2023年10月7日以降のガザでの殉教者数は5万0082人に、負傷者数は11万3408人に増加しました。
イスラエルによるガザ侵略の再開は、地域・国際的な非難の波に直面しています。
パレスチナ武装勢力がイスラエル拠点へのロケット弾攻撃を開始
イスラエルによるガザの攻撃を受けて、パレスチナ・イスラム聖戦運動の軍事部門「ゴッツ旅団」は、イスラエル占領地内の軍事拠点及びシオニスト入植地を数発のミサイルで攻撃しました。これを受け、ガザ地区に隣接するシオニスト入植地では警報サイレンが作動しています。
ハマス:「イスラエルは我々を滅ぼすという妄想を抱く」
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの幹部の1人、サミ・アブ・ズフリ氏は25日朝、「シオニスト政権は我が組織の指揮官を殉教させればハマスを壊滅できると妄想している」と語りました。
在外ハマス政治部門の代表でもある彼は「我が組織はパレスチナに根ざした運動であり、多くの指揮官を擁し、テロにより問題を抱えることはない」とコメントしています。
アブ・ズフリ氏はまた、「イスラエル政権は停戦を利用してハマスの司令官や指導者らを暗殺するために情報を収集した。ハマスの指導者や指揮官の血はガザの子どもや若者の血ほど汚れていない。今回の暗殺によって闘争の道を歩み続ける我々が阻止されることはない」と強調しました。
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