パールストゥデイによりますと、ハビーボッラー・サイヤーリー副調整官は19日水曜、敵からの脅威に対するイラン軍の能力について、「イスラム国家たる我が国に反対する何らかの行動がなされた場合、我々は侵略者を処罰する」と述べています。また、強力な装備の必要性を強調し、「1979年のイスラム革命の勝利以来、敵から大規模な制裁を受けているにもかかわらず、我が軍は神の恩寵により、イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の包括的な指導と軍関係者の尽力により、国家防衛に必要な装備を獲得した」とコメントしました。
イラン国連大使:「トランプ氏の対イラン発言は国際法に違反」
イールヴァーニー・イラン国連常駐代表兼大使も18日火曜、ドナルド・トランプ大統領を含む米国当局者の「無謀で挑発的な発言」をイラン政府として断固として拒否し非難するとし、「攻撃的行動はいずれも深刻な結果をもたらし、米国がその全責任を負うことになる」と警告しました。さらに、「挑発的なやり方・作法は、独立諸国に対する武力での威嚇や行使を禁じる国際法と国連憲章の基本原則に公然と違反するものだ」と語っています。
イラン国連代表団、「イスラエルの支配からのパレスチナ解放を希望」
さらにその他のニュースとして、イラン国連代表団は、イラン太陽暦の新年となる1404年(21日金曜からの1年間)の到来を祝うとともに、「新年には戦争が公正な和平により終結し、パレスチナがシオニスト占領政権イスラエルの魔の手から解放されるよう希望する」と表明しました。また、イランの春の新年・ノウルーズを記念したメッセージで、力の行使や脅迫ではない理性と賢明さの重要性を強調するとともに、戦争の終結とパレスチナの解放を求めています。なお、このメッセージが発信されたのは、イスラエルによるガザへの新たな攻撃が始まり、多数の殉教者・負傷者が出た中でのことです。
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