テヘラン大学のセイエド・モハンマド・ホセイニー教授は15日の投稿で、パレスチナ支持者への弾圧に米国政府が関与している事実を指摘しました。ホセイニー氏は、「コロンビア大学はパレスチナを支持する抗議活動に参加した一部の学生の学位を取り消したと発表した! これがコロンビア大学流の言論の自由だ!!!」と投稿しました。
同じくテヘラン大学で教鞭をとるフォアード・イーザディ氏もこれに関して投稿し、「コロンビア大学がパレスチナ支持派の学生に対処するための新たな方法は、デモに参加し卒業間近または卒業した学生の学士号、修士号、博士号を取り消すことだった。これ以外にも、さらに多くが停学、退学処分となった」としました。
ハマスの衛星チャンネルの遮断
さらに、政治評論家のハサン・アーベディーニー氏は、ハマスの衛星チャンネル「アルアクサー」が遮断されたことについて、「米国はイスラエルの犯罪を隠蔽するために欧州の同盟国と共謀し、アルアクサーを衛星ネットワークから切断することで、言論の自由、宗教の自由、報道の自由を含む憲法修正第1条にさえ違反した。ハマス系列のこのメディアは、パレスチナで包囲されている人々の生活を報じている」と投稿しました。
イスラエルの犯罪に見て見ぬふり
元英議会議員のジョージ・ギャロウェイ氏は、イスラエルのネタニヤフ首相の犯罪に国際社会が見て見ぬふりをしていることについて、「我々は国際法について語るのをやめるべきだ。フィリピンのドゥテルテ前大統領が国際司法裁判所に身柄を引き渡された一方で、逮捕状が出ているネタニヤフ首相がどこへでも好き勝手に外遊できる状況では正義の実現などあり得ない」と投稿しました。
苦痛と苦悩にあえぐパレスチナ人患者
テヘラン大学で英文学およびアジア学を教えるセイェド・モハンマド・マランディ教授は、Xでガザ地区のパレスチナ人の苦しみについて言及し、「これまでハヤ・スベという4歳のパレスチナ人少女は10カ月間、進行性の癌と闘ってきたが、腫瘍は彼女の小さな体中に急速に転移し、彼女は絶え間ない痛みに苦しんでいる。この少女は緊急に専門的な治療を必要としているが、イスラエルは相変わらずこの少女の医療へのアクセスを阻止している」と訴えしました。
ガザ民族浄化の終結を目指すキャンペーン
英労働党の前党首だったジェレミー・コービン氏も、ガザでの民族浄化について「イスラエルは12日間、人道支援運搬トラックのガザ入域を1台たりとも許可していない。我々とともに民族浄化の終結を要求し、パレスチナ市民に対する我々の支援が決して揺るがないことを示そうではないか」と訴えました。
342/
Your Comment