2日、英ロンドンで英仏独などの欧州諸国首脳とウクライナのゼレンスキー大統領が出席したロンドン会議が開かれました。会議では欧州が今後もウクライナを支援していく方針を確認し、英仏が一時停戦案を策定することが発表されました。
この会議についてロシア大統領府のペスコフ報道官は3日、「欧州は戦争を続けたがっている」「もし欧州がゼレンスキー氏を交渉の席に着かせることができるなら、皆で褒めてあげよう」と揶揄しました。
英首相「ウクライナ和平に米の役割は欠かせない」
スターマー英首相は2日、主催したロンドン会議の終了後、米・ウクライナ関係の悪化に懸念を表明し、「米国の確たる支援なしにウクライナの持続的平和は実現しない」と述べました。
ロシア安全保障会議副議長「ロンドン会議はロシアフォビアの集まり」
ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長は、ロンドン会議について「反トランプのロシアフォビアたちが、ウクライナのネオナチに忠誠を誓うため集まった。彼らはウクライナ兵最後の1人になるまで戦うつもりだ」と述べました。
ロシア高官「ロンドン会議はゼレンスキー氏の名誉回復にはならない」
ロシア議会の国際委員会委員長は、「ロンドン会議は、トランプ氏との会談で失われたゼレンスキー氏の名誉回復にはならない。成果はゼロだ」と述べました。
ハンガリー首相「ロンドン会議の成果は危険」
ハンガリーのオルバン首相は、ロンドン会議について「欧州は戦争継続を決定し、そのためにウクライナに圧力をかけている。これは危険で間違った選択だ」と述べました。
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