2 4月 2020 - 10:33
視点;駐イラク米軍の動向と、米大統領の対イラン疑惑提示

トランプ米大統領が、国内での新型コロナウイルス蔓延という泥沼のさなかで、イランに対する脅迫や疑惑提示を再開しました。

(ABNA24.com) トランプ大統領は1日水曜、ツイッター上で論拠や証拠を一切示さず、「イランは、イラク領内の米軍基地や米軍に対する奇襲攻撃を計画中である」と語っています。

また、「このような事態が発生すれば、イランは甚大な代償を支払うことになるだろう」として脅迫しました。

トランプ大統領は、イラクでのアメリカの行動が活発化した後にこのツイート発言を行っています。アメリカの新聞ニューヨークタイムズは、アメリカ自身がイラクで、同国民兵組織・ハシャドアルシャビの基地への攻撃を計画していることを暴露しました。

イラクの情報筋も、アメリカがイラク領内の軍事基地を新たに攻撃する可能性を指摘し、「アメリカはあらゆる手段を駆使して、イラクの政府と国民の意思に反して同国への残留を狙っており、そのためにイラクの抵抗組織の拠点を標的にしている」としました。複数の抵抗組織は、イラク領でのアメリカの占領行為に断固として反対しています。

アメリカはこれまで複数回にわたり、イラク各地にあるハシャドアルシャビや政府軍の基地を攻撃してきました。

今年1月に、イラク・バグダッド空港付近でイランのソレイマーニー司令官、およびハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官が、アメリカの暗殺により非業の殉教を遂げたことを受け、イラク議員らは同月初旬に、同国領内からアメリカ軍を追放、撤収させることを決議しました。

ソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官は、今年1月3日未明、バグダッド空港付近におけるアメリカのテロ空爆により、殉教しています。

ソレイマーニー司令官は、イラク政府の正式な招待により同国を訪問していました。

世界の多くの国や国際機関、団体がアメリカのこのテロ行為を非難しています。

ソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官は、西アジア地域において、ISISをはじめとしたテロ組織やタクフィール派集団と戦う傑出した人物とされていました。

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