イルナー通信が5日日曜、報じたところによりますと、ベネズエラの政府系テレビが撮影した演説会場の映像から、この爆発の後に振動が生じ、演説の音声が途絶え、マドゥロ大統領と側近らがこの式典を中止した様子が見られます。
ベネズエラのテレビはさらに、爆発の後に軍隊の隊列が乱れ、兵士が算を乱してその場から逃げる様子を捉えています。
ベネズエラのロドリゲス通信情報大臣は、今回の事件がマドゥロ大統領の暗殺を目的に仕組まれたことを認めており、同大統領の演説場所付近で爆発物をつけた複数のドローンが爆発し、これにより軍関係者7名が負傷した、と語りました。
ロドリゲス大臣によれば、この事件の発生後、マドゥロ大統領は即座にその場を離れており、怪我はなかったということです。
マドゥロ大統領は、この事件発生から数時間後、今回の事件に国内の右派反政府勢力のほかに、アメリカとコロンビアが加担していたとしました。
なお、イラン外務省のガーセミー報道官は5日日曜、ベネズエラ大統領の命を狙ったこの暗殺未遂事件を非難しています。





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