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source : Parstoday
土曜日

11日 11月 2023年

16:57:52
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イラン大統領、「米はガザでの停戦を阻んでいる」

イランのライースィー大統領が、「米国は、ガザ地区での停戦を阻んでいる。今こそ世界は米国の実際の真の姿を知るべきだ」と強調しました。

ライースィー大統領は、パレスチナ・ガザ地区の防衛手段を持たない住民に対するシオニスト政権イスラエルの残忍な攻撃を受け、イスラム諸国首脳陣との電話・対面での会談といった一連の外交活動を重ねて、OICイスラム協力機構の緊急首脳会合の開催を目指してきました。

この会合はその後、サウジアラビアの首都リヤドで11日土曜に開催されることが決まり、ライースィー大統領やシリアのアサド大統領も出席を表明しました。同会合では、シオニスト政権イスラエルによる爆撃の阻止や、ガザでの停戦確立の方法に焦点を当てて議論が行われる予定です。

ライースィー大統領は11日、OIC緊急首脳会合に出席するため、サウジアラビアを訪問しました。

ライースィー氏のサウジアラビア訪問は、中国の仲介による両国国交正常化後で初めてのイラン大統領訪問となります。

IRIB通信によりますと、ライースィー大統領はサウジアラビアへ出発する前、「世界中の理解力や思考力を持つ全ての人々、そして街頭に集まった数百万人の人々の叫びの声は、シオニスト政権イスラエルの圧政に対して上げられたものだ。彼らの叫びは、人道上の犯罪かつ完全な戦争犯罪であるこの大量虐殺に対し米国が行っている支援に対しても上げられている」と語っていました。

また、「ガザで犯罪に使われているこの戦闘用機材の燃料は、米国によって提供されている。さらに、これらの機材は米国の権限のもとにあることから、ガザでの行為は米国の行為だとも言える 」と指摘しました。

OIC緊急首脳会合の開催の一方、イスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の殉教者数は現時点で、子ども4506人、女性3027人、高齢者678人を含む1万1078人にまで達しています。

 

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