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source : Parstoday
土曜日

4日 11月 2023年

14:53:23
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ヒズボッラー事務局長「米はガザ虐殺に直接の責任」

レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、「ガザで起きているすべての犯罪の責任はアメリカにあり、アメリカはその代償を払わなければならない。そして、その犯罪により罰せられなければならない」と述べました。

ナスロッラー師は3日の演説で、シオニスト政権イスラエルが75年間にわたってパレスチナ市民に行ってきた犯罪行為に触れ、「(先月7日にハマスが実行した)アクサーの嵐作戦が始まるとすぐ、アメリカは動揺するイスラエルを支えようと行動に入った。このアメリカの性急さはイスラエルの脆弱さを示すことになった」と述べました。

ナスロッラー師はその上で、「アクサーの嵐作戦は完全にパレスチナ人によるもので、彼らとその理念のためのものである。地域や世界の他の問題とは一切関係がない。この作戦は、イランがパレスチナ各抵抗勢力に何の支援・指導もしておらず、意思決定はすべてパレスチナ抵抗組織の指導者自身であることを示した」としました。

また、シオニスト政権イスラエルによるガザ地区への戦争犯罪について、「シオニスト政権は世界の目の前で女性や子供たちを虐殺し、住宅地などを破壊している」とし、イスラエル軍による攻撃の停止を訴え、「もしイスラエルによる犯罪が続くなら、レバノンから戦線が拡大する可能性がある。これは実際に起こりうることだ」と述べました。

そして、「次の作戦はアクサーの嵐作戦とは異なるものになるだろう」とし、「イスラエルによる侵略を食い止め、ハマスが勝利するよう努力しなければならない。それは、パレスチナの勝利がエジプトやヨルダン、シリア、そしてレバノンの利益にも適うからだ」と述べました。