7 5月 2025 - 21:34
Source: Parstoday
ロシア:「英は常に略奪、窃盗、そしてあわよくば殺害を必要」/英:「ロシアはブレグジットに関与」

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が、「英国の外交政策はあらゆる犠牲を払っての資源獲得に重点を置いている」と語りました。

2022年2月にウクライナ戦争が始まって以来、イギリスはウクライナを支援し、厳しい対ロシア制裁政策を実施する西側の主要国の一つとなっています。

 イスナ―通信によりますと、ザハロワ報道官は6日火曜、英ロンドンでの戦勝記念パレードに多数のウクライナ軍兵士が参加したことを受け、「イギリスの外交政策はいかなる犠牲を払ってでも資源を獲得することに重点を置いている」と述べました。また、「この状況はウクライナが自国民全員に対し、イギリスの利益のために戦う意志があることを示している」としています。さらに、「イギリスは常に資源が必要であり、略奪、窃盗、そしてあわよくば証拠を残さずに殺害することを必要としている。だからこそ、ネオナチどもはロンドンの街中を行進した」と付け加えました。

ウクライナ戦争におけるロンドンの仲介能力の欠如

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官も最近、「英国はウクライナ紛争に関して一方的な立場を取っており、紛争解決の仲介はできない」と語りました。また、第二次世界大戦勝利80周年記念式典にウクライナ軍兵士を招待するというイギリス政府の決定について、「このような行為は彼らの先祖の記憶に対する敬意を欠いた行動だ」と述べています。

英がロシアからの攻撃の可能性に備え秘密裡に準備を進める

一方、英紙デイリー・テレグラフ紙は今月5日付の記事で、「英国は直接的な対ロシア軍事攻撃を秘密裏に準備している」と報じました。同紙によれば、イギリスは、20年前に作成され戦争の宣言に対する政府の対応方法を概説した英国の「国土防衛計画」の更新を検討しているということです。

また同紙によりますと、この措置はロシアの脅威および、同国の軍と民間の備えに対する懸念の高まりを受けて行われたということです。こうした中、複数の軍事専門家らは「全面戦争の場合、英国の戦闘能力はロシアとその同盟国よりも劣る可能性がある」と警告していました。

英国がブレグジットに関してロシアへの責任転嫁を工作

一方、英国のEU欧州連合離脱(ブレグジット)による有害な結果が明らかになった後、英国のメディアと当局はロシアをEU離脱プロセスに影響を及ぼした勢力として吹聴しようとしています。英BBCは最近、英国議会の一室にいる2人の男性の写真を公表し、「ロシアのスパイが議会におけるブレグジット関連の出来事に参加した」というキャプションを併記しました。BBCはこの2人をブルガリア国籍のオーリン・ルセフ(Orlin Roussev)氏およびビセル・ジャンバゾフ(Biser Dzhambazov)氏と特定し、「BBCニュースの調査により、ロシアのスパイとして有罪判決を受けた3人のブルガリア人が以前、英国議会の出来事に参加していたことが明らかになった」としています。

西側諸国のエリートらの意識にある世界大戦の幻想

ロシア安全保障会議のセルゲイ・ショイグ議長も先週の記事で、「NATO北大西洋条約機構とEUは、西側諸国をロシアとの直接の軍事対決に備えさせる計画を開始した」と発表しました。ショイグ氏はさらに、「英仏の扇動と支援のもとで、欧州諸国はロシアに戦略的敗北を舐めさせる必要があると声高に主張し続けている」と述べています。

342/

Your Comment

You are replying to: .
captcha