シリア国営サナ通信によりますと、テロとの戦いを口実にシリアに違法駐留している米軍は、同国での占領行為や違法な行動を続ける中、またしても大量のシリア産石油を略奪しました。
シリアの消息筋は16日水曜夜、シリアの油田から窃取された石油を運ぶタンクローリー40台からなる米軍の隊列が、シリア・ハサカ県にある違法な検問所を通じて、イラク国内にある米軍基地に向かったと明かしました。
以前、シリアのミクダード外相は、米占領軍と米軍が主導する有志連合軍が2011~2022年までにシリアの石油産業に与えた損害を1070億ドルと推測し、その補償を求める考えを示しています。
米占領軍は、シリア最大の油田が存在する同国北部や北東部の一部地域を違法に占領していますが、シリア政府は、これまで再三にわたって米軍駐留を石油窃取を目的とする占領行為及び政府による窃取として非難しています
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