イルナー通信によりますと、アブドルマレク・フーシ氏は23日火曜、「傲慢への抗議の叫び(Screaming in the Face of the Arrogant)」の日の演説において、「米国は、国内で深刻な問題や危機に直面しているほか、世界で最も債務を抱えた国となった」と述べました。
続けて、「米国に影響を与えている情勢は、結果的にシオニスト政権イスラエルにも影響を与えるだろう。同政権は今、真の危機に向かって進みつつあり、政権指導者たちもそれについて語っている」と強調しました。
また、「敵(=シオニスト政権イスラエル)との関係正常化は、大きな醜聞であったがすでに失敗している。パレスチナとその戦士らの抵抗はさらに増加しており、その存在感と効力は、シオニスト政権の侵略に立ち向かう際に示されている」としました。
その上で、「米国はこの10年間、中国やロシアに余裕をもって対峙できるよう、地域での勝利を目論んできた。しかし、シリア、イラク、パレスチナ、イエメンでそれを叶えることはできなかった。さらに、あらゆる謀略をもってしてもイランにおいて状況を自分たちにとって有利に変えられず、失敗した」と指摘しました。
そして、「イエメンへの侵攻は失敗におわっており、侵略者がその目的を遂げられなかった今、彼らは侵略を終わらせ、イエメン封鎖も解除すべきである。また、捕虜の処遇を含むこの侵略に関連したすべての問題も解決されなければならない」と述べました。
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