先日、ペルシャ湾のイラン領海にいたアメリカの巡洋艦が、イスラム革命防衛隊の警告を受けて即座にその海域から離れたものの、その際にイラン側の強調によりアメリカ人乗員らがペルシア語で会話する様子を収めた映像が公開されました。
イルナー通信によりますと、イスラム革命防衛隊のファダヴィー総司令官代理は7日日曜、「偉大な悪魔（＝米国）およびそれと共にいるすべての邪悪な者たちが、イラン側の目を掠めてペルシャ湾で行動するならば、我々は彼らとその船舶を厳しく取り締まり、このようなことを繰り返すことが不可能だと悟らせる」と述べました。
続けて、「米国や、イスラム革命に（その成功後から）44年間にわたって敵対し、同革命に対してありとあらゆる手段を尽くしたすべての者たちは、これまで一度も成功を収めたことがない。彼ら自身も、この期間にその行動が一度も成功していないことを認めている」と指摘しました。
さらに、「イランに対する経済・文化的戦争の実行役を担うアメリカ財務長官も、これまでの44年間に行ったあらゆる方策がひとつも成功しなかったと述べている」と付け加えました。
そして、「過去にも、この大悪魔政権の当局者の多くが、これらの失敗を認めている。彼らがそれを認める度に、我々の決意は固いものになる」としました。
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