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source : Parstoday
金曜日

4日 11月 2022年

20:42:06
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再びJアラート発表、日本各地で混乱

北朝鮮のミサイル発射によるJアラートの発表を受け、日本の国内各地に混乱が生じました。

日本の報道各社が3日木曜、報じたところによりますと、Jアラートが発表された新潟や宮城などでは、大勢の人々が突然の事態に動揺したということです。

このうち、イベント設営をしていた人は「避難しました。みんなで作業止めて中入りました。地震とまた違うので、想定がしづらかった」と語っています。

また電車に乗っていた人は「急に車内全体でJアラートのアラームが鳴って、若干パニックになりました」とコメントしました。

さらに、山形県の漁師は、「ミサイルがいつ落ちてくるかわからない中で、漁を行うことへの不安を感じている」としています。

一方、JR東日本などによると、東北新幹線や上越新幹線などは、一部区間で運転を見合わせましたが、日本時間3日午前11時半現在は再開しています。

浜田靖一防衛相は3日、「北朝鮮が本日午前7時40分前後に多数のミサイルを日本海方面に発射した。このうち1発は中長距離の弾道ミサイルとみられ、日本海上に落下したとみられる」としました。

また、このときの弾道ミサイルは日本列島を越えて飛行する可能性があると探知され、政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)で通知しましたが、実際には列島を越えずに日本海上空で消失したことが確認されたため、情報を訂正しました。

一方、松野官房長官はJアラートの発出が誤っていたのではないかと記者団に問われ「Jアラートは速やかに国民に危険性を知らせるためのもので、軌道の計算上、日本上空を通過する可能性があれば、その時点で発令するものと考えている」と述べています。