(ABNA24.com) フランス通信が18日土曜、報じたところによりますと、イタリアの保健衛生当局は記者会見で、「わが国の相対的貧困地域とされる南部地方で感染を拡大した新型コロナウイルスは、北部に比べて医療設備においてやや劣るものの、かなりの割合で制御されている」と語りました。
イタリアでは、これまでに2万2000人以上が新型コロナウイルスにより死亡しており、これは米国に次いで世界2番目となっています。
複数の統計から、イタリアでは新型コロナウイルスが蔓延して以来初めて、新規感染の増加幅が数百人にとどまっていることが判明しました。
イタリアでは、1ヶ月以上にわたり1日の新規感染者数が、少なくとも1000人を越えていました。
最新の統計によると、イタリアの新型コロナウイルス蔓延の中心地となったロンバルディア北部以外では感染者がわずか11人となっています。
ヨーロッパのもう1つの蔓延の中心地となったスペインでも、ペドロ・ドゥケ化学・イノベーション大臣が17日金曜、記者会見で「今後数日以内に、新型コロナウイルス治療用のワクチンの第1号サンプルが出来上がるかもしれない」とし、「新型コロナウイルスによる未曾有の事態から、ワクチンの臨床実験プロセスが加速化した」と語りました。
スペインでは、これまでに19万839人が新型コロナウイルスに感染し、2万2人の死亡が報告されています。
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