ローハーニー大統領は5日水曜、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師とともに断食明けに際して、体制責任者、政府職員、イラン駐在のイスラム諸国の大使らと会談し、この重要な祝日に際してイラン国民とイスラム諸国の国民に祝辞を述べました。また、「アメリカは、核合意から離脱することでイランも核合意から離脱することを期待していた。それにより国際的な制裁をイランに課そうとした」と語りました。
そして、イランの戦略的忍耐力が世界の政治・社会思考におけるイランの勝利につながったと述べ、「今日、1年間の戦略的忍耐の後に、イランが核合意においてその義務を軽減させたとしても、誰もイランを非難できない」と付け加えました。
さらに、「敵は今や、イランをめぐる自らの態度を変えなければならない」と強調し「彼らが自らの責任を引き受け、彼らが与えた損害を補償するのであれば、問題解決に向けた別の条件が見えてくるかもしれない。さもなければ、以前の口調や話を変えても、問題は進展しないだろう」と語りました。
ローハーニー大統領は、イラン国民を標的とした敵の陰謀や計画に対し、抵抗、勇気、忍耐力の必要性を指摘し「敵がイラン国民を屈服させられないことは疑いない。このような時には、忍耐が我々を勝利へと導いてくれる」と強調しました。
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