8 3月 2025 - 17:27
Source: Parstoday
スーダンが内戦関与でUAEを提訴/米国務省、パレスチナ支持の留学生追放にAI使用検討:国際ニュース

イランが化学兵器禁止機関(OPCW)の第108回理事会の副議長国に選出されました。

 シリアで市民らが反政権デモ、スーダンが内戦関与でUAEを提訴、米国務省がパレスチナ支持の留学生追放にAI使用検討、フランスで移民出身の医師らがハンガースト、中国が米国の軍事的けん制に反発など国際ニュースをお伝えします。

イランがOPCW副議長国に選出

イランは化学兵器禁止機関(OPCW)の第108回理事会の副議長国に選出されました。イランの副議長選出にはアメリカが反対しましたが、その他の理事国の賛成多数により決定しました。

シリアで市民らが反政権デモ

シリア各地で6日、「タハリール・アルシャーム(HTS)」率いる新政権に対する抗議デモが行われました。デモが行われたのは、南部スワイダー郡や西部ラタキヤ、タルトゥースなどです。デモは政権側の部隊との衝突に発展したということです。また、政権側はさらなるデモの鎮圧のため増援の部隊をこれらの地域に派遣しています。

スーダンが内戦関与でUAEを提訴

スーダンは、国軍と衝突している純軍事組織「即応支援部隊(RSF)」にUAE・アラブ首長国連邦が武器や資金を提供しているとして、国際司法裁判所(ICJ)に提訴しました。ICJの発表によると、スーダンが提出した訴状にはRSFが「ジェノサイド、略奪、性的暴行、強制移住、人権侵害に加担している」と記されているということです。

米国務省、パレスチナ支持の留学生追放にAI使用検討

米ニュースサイト「アクシオス」によると、米国務省はパレスチナ支持の思想を持つ外国人留学生のビザ取り消しのために人工知能(AI)を使用する検討を始めました。計画を主導するのはルビオ国務長官で、米国内に滞在する外国人留学生数万人のSNSアカウントをAIを使って分析し、ビザ取り消しの判断材料にするということです。

フランスで移民出身の医師らがハンガースト

フランスで、移民出身の医師らおよそ300名がその労働条件に抗議して3日間のハンガーストライキを行いました。参加した医師らは、フランス国外で医師免許を取得しており、フランス保健省に労働条件の改善を訴えてきましたが、具体的な対応はとられていないということです。

中国外務省報道官「米国は冷戦思考で中国に向き合うのをやめるべき」

中国外務省の林剣報道官は、将来中国と軍事衝突する可能性に言及したヘグセス米国防長官の発言について、「一部の米高官の発言はきわめてイデオロギー的で、『中国の脅威』という言葉をさかんに喧伝している。米国には冷戦思考で中国に向き合うのをやめるよう望む」と語りました。

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