革命防衛隊は、18日日曜夜、シリアのタクフィール主義のテロリストに罰を与えるため、シリア東部デリゾールのテロリストの司令部や拠点、自爆自動車製造所に対して地対地中距離ミサイル6発を発射しました。
これらのミサイルは、イラク上空を通過し、650キロを飛行して標的に命中しました。
18人が殉教、多数が負傷したテヘランでの最近のテロを受け、革命防衛隊は、「清らかな血が流されたことは無回答では済まされない」と発表していました。
革命防衛隊は、18日夜、ミサイル攻撃に成功した後、声明の中で、タクフィール主義のテロリストと、地域内外の彼らの支援者に警告を発し、「イラン国民に対する悪しき行動が繰り返された場合、その関係者には革命防衛隊の報復や革命的な怒りがおよび、犯罪者はその行いの報いを受けることになる」としました。
イラン公益評議会・戦略研究所のヴェラーヤティ所長は、「ISの拠点の破壊は、イランの抑止力の一部だ」と語りました。
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長も、「シリア・デリゾールのテロリストの拠点に対する革命防衛隊のミサイル攻撃は、イランの力の象徴であり、テロとの戦いにおける新たな段階だ」と述べました。
ブルージェルディ委員長は、「この攻撃は、シリア国内のISの拠点に大きなダメージを与えると共に、地域内外のテロの支援者への警告にもなっている」としました。
イスラム革命防衛隊のサナーイーラード政治次官も、「革命防衛隊のミサイル攻撃は、“悪しき行動を続ければ、より激しい平手打ちを食らうことになる”というシリアのテロリストへのメッセージになった」と述べました。
デリゾールのテロリストの拠点に対する革命防衛隊のミサイル攻撃は、世界のメディアでトップニュースとして伝えられています。
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