19 8月 2016 - 12:05
<イエメン>国境なき医師団 北部6病院から退避 空爆非難

【カイロ秋山信一】国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は18日、内戦状態にあるイエメン北部でサウジアラビア主導の連合軍に支援先の病院が空爆されたことを受けて、北部2州の6病院から医師を含めたスタッフを退避させると発表した。

MSFによると、昨年3月以降、4件の支援先病院が空爆された。発表で「連合軍とは病院の位置情報を共有し、国際人道法を尊重するとの言質も取っていたが、病院への空爆は続いた」と非難した。

 イエメンでは今月上旬、ハディ政権とイスラム教シーア派武装組織フーシとの和平協議が頓挫し、政権を支持するサウジ主導の連合軍は再び空爆を激化させた。15日にフーシの実効支配下の北部ハッジャ州の病院が空爆され、MSFによると、19人が死亡、24人が負傷した。13日には北部サーダ州の学校も空爆され、子供10人が死亡した。

/309