イディオト・アハロノト紙によると、これらの武器・弾薬には、バイデン前大統領の任期中にイスラエルへの提供が停止された1万個の武器と弾薬が含まれており、過去1年半に及ぶ戦争で枯渇したイスラエル軍の備蓄弾薬の補充に充てられるということです。
イエメンの実効支配組織アンサーロッラーのナスルッディン・アメル情報副局長は自身のXに、数万点のアメリカ製武器がイスラエルに送付されたというニュースについて、「米国はイスラエルに大量の武器爆弾を輸送すると発表したが、そうした中でハマスの武装解除を求める勢力がいる」と投稿しました。
そして、「被害者から武器を奪い、殺人者にさらに武器を与えるというこの偽善は、一体どういうことなのか?」と断じました。
こうした中、イエメン北部ジャウフ県の2つの地区が14日、3回にわたり米軍機による空爆を受けました。他にも、中部マアリブ県で2回、西部フダイダ県のカマラン島でも複数回にわたって米軍による空爆がありました。
これらの空爆による死傷者や物的被害については、今のところ報告されていません。
カマラン島は紅海において戦略的に重要な立地条件にあることから、地域の軍事的な動向における重要な戦略的ポイントとされています。
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