【Parstoday国際】この記事ではイランと世界の最新ニュースとして、国連人権理事会でイランが西側諸国の干渉主義的アプローチを強く批判したこと、シオニスト政権イスラエルによるガザへの新たな攻撃に対するOICイスラム協力機構の反応、中国の戦闘機による台湾周辺の巡回、ベネズエラ政府による自国民への渡米関連警告、プーチン・ロシア大統領がウクライナでの限定的停戦実施に同意したこと、東アフリカ・ソマリア大統領暗殺未遂事件などを取り上げます。
南米ベネズエラ、国民に米国への渡航めぐり警告
ベネズエラ外務省は、自国民に対し米国への渡航および滞在の危険性を警告する公式声明を発表しました。この声明では、米国におけるベネズエラ国民に対する不当かつ脅迫的な行為の事例が数多く列挙されています。そうした事例としては、恣意的な逮捕、不当な移送、財産や書類の没収、差別的かつ侮辱的な扱い、裁判なしの刑務所収監、第3国の刑務所での人質としての拘束などが指摘されています。
イラン、西側諸国による国連人権理事会への干渉主義的アプローチを強く批判
ジュネーブ国連本部のイラン常駐代表を務めるアリー・バハレイニー氏は、国連人権理事会の仕組みを悪用しているとして一部の西側諸国を強く批判し、「これらの国々はパレスチナ危機を含む基本的な人権問題を無視して、イランに矛先を向ける形で人権を政治化しようとしている」と強調しました。バハレイニー代表は18日火曜、同理事会の特別報告者およびイランに派遣された事実調査団との対話セッションでの演説において、イランの人権状況を調査するための根拠を提供した国々を強く批判しています。
OIC:「イスラエルはパレスチナ人に対し進行中の全犯罪の責任者」
OICイスラム協力機構は、数百人の殉教者、負傷者、行方不明者を出したシオニスト政権イスラエルによる残虐なガザ軍事侵略の再開を強く非難し、「この行為は占領政権がパレスチナ人に対し行う戦争犯罪と大量虐殺の継続である」と強調しました。OICは18日火曜日に声明を発表し、「占領政権たるイスラエルは、パレスチナ国民に対し現在行われているすべての犯罪の責任者である」主張しています。
ソマリア大統領、暗殺から逃れる
東アフリカ・ソマリアのハッサン・シェイク・モハムッド大統領が、現地時間18日火曜夜に暗殺の標的となりましたが、危うく難を逃れました。ロシア・スプートニク通信は、「ソマリア大統領が暗殺未遂事件を生き延びた」と報じました。複数の報道によりますと、ソマリア大統領の車列が大統領官邸を出て同国首都モガディシュの空港に向かった後、爆破の標的となったということです。
プーチン大統領、ウクライナとの30日間限定の停戦を指示
ロシアのプーチン大統領がトランプ米大統領との協議の末、自国軍に対し、ウクライナのエネルギー・インフラへの攻撃を30日間停止するよう命じました。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領も18日火曜、トランプ大統領とプーチン大統領との電話会談に言及し、「ウクライナはエネルギーインフラへの攻撃停止を歓迎する」と表明しています。
中国の戦闘機が台湾周辺を巡回
中国と台湾の間の緊張が高まる中、台湾当局は中国の戦闘機が台湾の周囲を飛行していると発表しました。台湾は18日火曜日、同国周辺で中国の戦闘機59機を発見したと表明しています。台湾当局によれば、過去24時間以内に台湾周辺ではさらに中国の軍艦9隻と2つの気球も確認された、ということです。
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