私たちはしばしば、家族のすべての責務が子どもの肩にかかっていると思い込んでしまう。子どもは敬意を払い、従い、沈黙を守り、耐え忍び、決して両親に口答えしてはならないと。しかし同時に、父や母が我が子を辱め、その人格を傷つけ、兄弟姉妹の間で差別し、情緒的な欲求を無視し、あるいは粗暴で暴力的な態度で接しながら、それらすべてを「しつけ」という名目で正当化してしまうこともあり得る。イスラームはそのようなしつけを認めない。子どももまた一人の人間であり、人格、感情、尊厳、そして権利を有する存在である。