人間の法

  • 人間の法の問題はどこから生じるのか――立法者自身が利害関係者である場合

    人間の法の問題はどこから生じるのか――立法者自身が利害関係者である場合

    人間の生活は社会生活であり、そこで利害の対立が生じるのは自然なことである。したがって、あらゆる面で完全な法が必要であり、そのような法を制定するには、立法者は次の条件を備えていなければならない。1.人間の肉体と魂のすべての秘密を知っていること、2.過去と未来について完全な知識を持っていること、3.あらゆる事柄に通じていること、4.その法が空想ではなく実践的な性格を持つこと、5.過ち、罪、誤りを犯さないこと、6.自身が社会に何の利益も持たないこと。神以外にこれらの条件を備える者はおらず、それゆえ神の法こそが最も完全な法である。