歴史のページをめくると、時にわざと隠されてきたかのような物語に出会うことがある。歴史について頭の中に抱いていた既成の型を一気に打ち破る物語である。何世紀にもわたり、イスラーム社会において女性は常に片隅やヴェールの陰に置かれてきたという見方が広く信じられてきた。しかし歴史的事実はまったく異なる姿を示している。それは、単に奥にひそんでいたのではなく、歴史の本流に立ち、最も緊迫した局面において共同体を導く舵を握った女性たちの姿である。無謬のイマームが不在の間にその代理を務め、さらには次の無謬のイマームを共同体に示すほどの知識、洞察力、信仰心、そして勇気を備えた女性たちであった。