Main Title

source : parstoday
月曜日

6日 1月 2020年

15:39:26
999944

6日、テヘランで大勢の人々が参列する中、殉教したイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官らの葬儀が執り行なわれました。

テヘランで開催されこの葬儀は、6日月曜早朝からテヘラン大学のモスクで始まりました。

その後、ソレイマーニー氏らの棺を乗せた車両は、テヘラン大学を出て、テヘラン州の南に隣接するゴム州の聖地ゴムを目指しました。

テヘランでの葬儀には数百万人の市民に加え、体制責任者やイラン駐在の各国大使、外国の代表らも参列しました。

この葬儀への参列した人々は、「アメリカに死を」、「シオニスト政権イスラエルに死を」、「妥協もノー、降伏もノー、アメリカとの戦いを」などのスローガンを叫び、ソレイマーニー司令官やその同行者の暗殺テロという犯罪行為への報復を求めました。

イラン軍のムーサヴィー総司令官は葬儀において、「近く、このテロの実行犯が懲罰を受けることになるだろう」と語りました。

また、イランのハータミー国防軍需相もソレイマーニー司令官の進んできた道を歩み続けると強調し、「イランは、ソレイマーニー司令官の暗殺の実行犯に対し、手厳しい報復を行う」と述べました。

さらに、イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記も、この大々的な葬儀の中で「イランは、アメリカに対する行動の中で激しい報復を示すだろう」としています。

そして、イランイスラム革命防衛隊のファダヴィー総司令官代理もこの儀式に参加し、「米国の心理戦は、抵抗軍の司令官らの暗殺に対するイランの報復には全く影響しない」と語りました。

また、革命防衛隊対空防衛部隊のハージーザーデ司令官も、「ソレイマーニー司令官の殉教により、米国とシオニストに対する抵抗の枢軸の新たな行動が開始された。この大いなる波が今スタートした」と述べました。

さらに、ヴェラーヤティ・イランイスラム革命最高指導者顧問もこの葬儀で、「近く、ソレイマーニー司令官やその他抵抗軍の殉教者の報復がなされるだろう」としました。

ほかにも、イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「イラン国民の要求は、この犯罪の実行犯に対する報復だ。イラン政府はこの道にそって歩み続ける」と語っています。

また、イランのアラヴィー情報相も、「イラク国民が、同国でのソレイマーニー司令官の葬儀に大々的に参加したこと、またイラク議会で米軍撤退案が可決されたこと、そして米国の今回の犯罪を非難する地域の諸国民の叫びは、実行犯への報復を必要としている」と述べました。

最後に、イラン原子力庁のサーレヒー長官も、「抵抗軍の殉教者の血が無駄になることはない」と強調し、「ソレイマーニー司令官は、覇権主義者との戦いの復活を口にしていた」と語りました。

(イラン最高指導者の選出義務を担う)専門家会議は、声明の中で「これはイスラム共同体に対する宣戦布告に等しい。イスラムの教えに照らせば、イスラム圏における無神論者の駐留及び彼らによる軍事基地の設置は禁止されている。それと戦わねばならない」としました。

また、「イランは決して戦端を開くことはないが、イスラム共同体の利益を脅かす侵略者に対しては、有無を言わせず戦い、彼らに手痛い打撃を与えるだろう」と表明しています。

عکس: فارس/ باشگاه خبرنگاران