ライースィー大統領は31日、海外駐在のイラン大使や代表らが集まった会合で、イランの外交ドクトリンは公正さとバランスに基づいて各国と関係を結ぶことであるとしました。
ライースィー大統領は、イランは各国とその必要に応じて協力する用意があるとし、「制裁を受けているために多くの国はイランと協力する用意がないといった理解は誤りだ。多くの国がイランとの協力関係に興味を示している」と述べました。
また、昨年にイラン国内で暴動が起きた際、一部欧州諸国が誤った観測に基づきイランに対する姿勢をとったことについて、「これらの国が自らの姿勢を改め、誠意を見せるならイランは関係を結ぶ用意がある」と述べました。
そして、「誠意に基づいてイランと関係を結ぼうとするのであれば、イランはどの国とも協力する。しかし、敵意を持つのであれば、イランはこれに抵抗する」と述べました。
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