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source : Parstoday
火曜日

30日 11月 2021年

10:32:35
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イラン外務次官、「制裁全廃に関する合意がなされるべき」

バーゲリーキャニー・イラン外務次官が、「核合意復活をめぐるオーストリア・ウィーン協議では、わが国に対するアメリカの圧政的な制裁の完全な解除に関する合意がなされるべきだ」と語りました。

ABNA24 :ファールス通信によりますと、5カ国グループとの協議でイラン代表団の団長を務めるバーゲリーキャニー次官は、ウィーンでの核合意合同委員会の開始式典後、「協議への真剣な意志や合意成立に向け具体的に行動する用意が存在することから、今後に楽観的な見通しを持っている」と述べています。

また、29日月曜に行われた、イランと5カ国グループの協議の開始式典に関して、「制裁解除の問題が核合意合同委員会の第1の優先事項に掲げられ、これに基づいてイラン国民に対する違法で圧政的な各種制裁の解除の問題を検討する作業部会が開始されることになった」としました。

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は、グテーレス国連事務総長との電話会談で、「アメリカと英独仏の約束不履行や無行動にもかかわらず、イランは善意をもって真摯にウィーンでの核協議に臨んでおり、1つの良好な合意達成に向け努力している」と語っています。

また、良好な合意の特徴を説明する中で、「我々の相手側は、核合意に定められた責務の完全履行に復帰するべきである。そうすれば、イランも自らの補償措置を停止するだろう」としました。

アメリカの圧政的な対イラン制裁の解除に向けた交渉は、29日からウィーンにて開始されています。

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