Main Title

source : parstoday
火曜日

9日 11月 2021年

15:44:47
1197126

イラン外相、「1つの良好な合意の成立を希望」

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、ルドリアン仏外相との電話会談で、イランとして核合意について1つの良好な合意に達することを希望しているとしました。

ABNA24 : アミールアブドッラーヒヤーン外相とルドリアン外相は9日火曜、電話会談を行い、両国間の関係や今後控えているオーストリア・ウィーン協議を含むさまざまな問題に関して協議しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、「核合意の現状を招いた責任はアメリカにあり、またアメリカが過剰な要求を押し付けてくる背景には英独仏3カ国の沈黙が絡んでいる」とし、「イランとして1つの良好な合意の成立を望んでいるが、これには相手側による完全な責務履行や、実質的な効果のある制裁解除を含む、複数の必須事項が存在する」と述べました。

また、「わが国は、両国間関係や核関連交渉において、具体的かつ結果重視の姿勢をとっている」とし、「わが国とフランスの協議が、両国間の協力の具体的な進展につながるよう希望する」としています。

さらに、アメリカが最近行使した対イラン制裁に言及し、「イランの対米不信が続くことになる」とし、保証の提供と効果的な検証の実施の必要性を強調しました。

そして、イランの防衛計画をあらゆる国の主権だとし、「制裁というアメリカの非建設的な行動にかかわらず、我々はイランの防衛力を確実に高め続けるだろう」と述べています。

続けて、「IAEA国際原子力機関は、問題の政治化を避けるべきである」と指摘し、イランがIAEAとの技術協力を継続すると強調しました。

一方、ルドリアン外相もこの電話会談で、「仏はすべての関係国の核合意復帰を支持し、そのためにあらゆる力を尽くしている」と述べ、「ウィーンでの今後の会談が迅速に進展するよう希望する」としました。

342/