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source : parstoday
日曜日

7日 11月 2021年

14:33:12
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イラン外相、「米は、経済テロを続行しながら協議・合意を主張できない」

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、「アメリカは、最大限の圧力行使や経済テロという失敗した政策を続行しながら、同時に協議や合意を主張することはできない」と語りました。

ABNA24 : アミールアブドッラーヒヤーン外相と王毅・中国外相は6日土曜、電話会談を行い、イランと中国の関係および、核合意復活のためのアメリカ復帰を目的とした次回のオーストリア・ウィーン協議や、地域・国際情勢に関して意見交換を行っています。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、イラン向け1億2000万回分の新型コロナウイルス予防ワクチンの送付に関する中国の協力に謝意を示すとともに、次回のウィーン協議についても「アメリカとヨーロッパの相手側が現実的な意味で交渉の席につき、迅速に合意が成立するよう希望する」と述べました。

また、「わが国におけるIAEA国際原子力機関の監視活動が、合意や規約の枠組み内で良好に継続されることは確実だ」としています。

さらに、アフガニスタン情勢に関して、同国での包括的政権の樹立の必要性を強調するとともに、先にテヘランで実施された建設的な協議に引き続き、中国・北京でのアフガン近隣諸国会合が成功裏に開催されるよう望む、としました。

一方の王毅外相も核関連の協議の継続を歓迎、支持するとともに、核合意実施の面で現在起こっている問題の主な原因はアメリカだとし、彼らが制裁の全面解除によりこうした自らの過ちを償い、イランの肯定的なアプローチのもとで今後の協議がよい結果に結びつくことを切に願う、としています。

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