アフルルバイト通信社 (Abna) によると、イラク国民ヒクマ潮流の指導者サイード・アムマル・アル=ハキームは、バグダードのアル=ハラーニー広場で多数の男女が参加して開かれたムハッラム月1日の民衆集会で、重要かつ機微なテーマについて演説した。
アムマル・アル=ハキームは演説で次のように述べた。「我々は、占領者であるシオニスト政権とアメリカによるイランに対する無謀な侵略を、地域全体の安全を脅かし、現在の平和を弱体化させ続けるものを傍観し、ガザ、ヨルダン川西岸、レバノン、イエメン、シリアへの侵略を無関心に通り過ぎることはできない。イランに対して行われた侵略は、国際法の明白な違反であり、地域全体の安全と平和を脅かすものである。」
彼はさらに次のように付け加えた。「イランはイスラム教国であり、イスラム協力機構の創設メンバーの一つである。イランは周辺国に広く認知され影響力のある存在であり、地域および世界の国々と深い関係を築いている。2003年にイラクに新しい政治体制が始まって以来、イランはイラクを支援し、支える上で大きくかつ肯定的な役割を果たしてきた。我々がこの紛争を傍観していることは、公正でも騎士道精神にのっとったものでもなかった。」
イラク国民ヒクマ潮流の指導者は、次の点を強調した。「国際法と安全保障理事会が基づく最も重要な柱の一つは、国際的な安全と平和の維持である。我々の地域における侵略的なアプローチを見過ごし、容認することは、現在そして未来において、我々の国々と国民を直接的な危険に晒すことになる。」
ハキームはさらに次のように述べた。「我々は以前から、イラクを紛争の場としないという立場を強調してきた。我々はいかなる者に対しても戦争や侵略を開始することはない。しかし、この我々の立場は、正義を支持せず、民族、イスラム諸国、隣国の権利を擁護しないという意味ではない。」
彼は強調した。「我々は、イスラムとアラブのウムマの問題、とりわけパレスチナ問題、そしてパレスチナ人が他の人々と同様に安全で安定した生活を送る権利に対して沈黙することはできない。我々は、イスラエル政権によって毎日行われている犯罪に対する国際社会の恥ずべき沈黙を破るよう、引き続き国際社会に要求する。」
イラク国民ヒクマ潮流の指導者は次のように述べた。「我々は、イラン・イスラム共和国へのいかなる攻撃にも断固として反対する。同様に、ガザ、ヨルダン川西岸、レバノン、イエメン、シリア、そして我々の地域の他のいかなる地点へのイスラエルの度重なる攻撃も拒否する。我々は、アラブとイスラムのウムマの問題の擁護と支援を決して諦めない。」
ハキームはさらに次のように付け加えた。「私は再び、すべてのMアラブ・イスラム諸国に対し、平和と安定への努力を支援するために団結するよう求めます。特に、イラン・イスラム共和国、トルコ、サウジアラビア、湾岸協力会議諸国、エジプト、イラクに対し、強固で長期的な戦略的基盤に基づいて関係を強化するよう求めます。」
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