アンサーロッラーのアブドルマリク・バドレディン・アル=フーシ事務局長は今月29日、シオニスト政権イスラエルによる侵略がいかに大規模かつ何度繰り返されようとも、それは親愛なるパレスチナ国民への支援というイエメン国民の姿勢には決して影響しない」と述べています。
アル・フーシ事務局長はイエメンによるガザ支援作戦について、「我々は今週、イスラエル占領地の内陸深奥部にて14発のミサイルと無人機を用いた作戦を実施した。今週の作戦は、占領地のヤッファ、ハイファ、アシュケロン、ウンム・アル=ラシュシュにあるイスラエルの敵陣を標的としたものである。紅海は引き続き封鎖され、敵政権イスラエル船舶の航行は依然として禁止されている」と語りました。
イエメン軍報道官:「占領地ベン・グリオン空港への攻撃に成功」
また、イエメン武装軍のヤヒヤー・サリーウ報道官は、イスラエル占領地にあるベン・グリオン空港へのミサイル攻撃が実施された旨を確認し、これが成功したと発表しました。同報道官は29日の声明で、同国のミサイル攻撃により数百万人のシオニスト占領者がシェルターへの避難を余儀なくされ、またベン・グリオン空港の活動が停止したと発表しています。
アンサーロッラー幹部:「ベングリオン空港はもはや安全ではない」
またアンサーロッラーのナセルディン・アメル情報担当副官は声明を発表し、「ベン・グリオン空港はもはや安全ではなく、同空港及びそれ以外の標的に対するイエメン軍の作戦は継続される」と述べました。アメル副官によれば、ガザ地区に対する攻撃が停止し封鎖が解除されるまで、すべての外国航空会社は自社と乗客の安全のためベン・グリオン空港への乗り入れを避けるべきだということです。
イエメンのロケット弾攻撃でイスラエル大統領一家がスタジアムから避難
イスラエルの新聞イディオト・アハロノトは、「ベイタル・エルサレムFCとハポエル・ベエルシェバFCによるサッカーの試合中に警報サイレンが鳴り、イエメンからのロケット弾攻撃が発生した後、イツハク・ヘルツォグ大統領夫妻がスタジアムから避難した」と報じました。イスラエルのメディアは「イエメンからイスラエル占領地に向けてミサイルが発射され、占領地各地で警報サイレンが鳴ったことを受けて29日夜、イスラエルカップの一環として占領地中心部で開催されていたサッカーの試合が中止になった」と付け加えています。
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