アラーグチー外相は27日火曜夜、「X」上に「米国が現在進行中の交渉に自ら関与する意思を示していないにもかかわらず、イランは誠意を持って英国および、JCPOA包括的共同行動計画(通称;対イラン核合意)に残った他の欧州加盟国と多国間協議を続けてきた」と投稿しています。
さらに、アラーグチー外相は「もし英国の立場がイランにおける『濃縮ゼロ』ということなら、これはNPT核兵器不拡散条約およびJCPOAの残りの加盟国としての英国の責務に対する公然とした違反であり、核問題に関して我々の間に議論すべき議題はもはや残されていないことになる」としました。
1万人以上の参加による「世界規模でのガザ向け行進」イニシアチブ
ガザ地区の壊滅的な人道状況への対応と、シオニスト政権イスラエルによる同地区への長期封鎖に対する抗議として、メディア筋は32カ国以上の人権機関、労働組合、連帯運動による世界規模の連合結成計画を明らかにしました。
メディア筋によれば、世界中の労働組合、人権団体、そして連帯運動の連合が「世界規模でのガザへの行進」イニシアチブの開始を発表しています。この報告によれば、このイニシアチブには様々な国から1万人以上の市民が参加し、徒歩でガザ地区に入り、イスラエルによる封鎖の打破を目指すということです。この国際的な連帯運動は、ガザにおける人道状況の悪化とイスラエル占領政権による約20か月に渡るガザ封鎖の継続を理由に、犯罪の停止と封鎖の完全解除を目的とした国際社会の即時の行動を求めています。
アル・スーダニ氏:ISISとの戦争におけるイランの支援を決して忘れない
イラクの・アル・スーダーニー首相は27日火曜、エジプトのアル・アハラム紙のインタビューで、「イランは2014年のテロ組織ISISとの戦争においてイラク国民を支えてくれた。我々は、対ISIS戦争におけるイランの支援を決して忘れない」と語りました。
ベルギー:「ガザでの出来事は『ジェノサイド』の明確な例」
ベルギーのマキシム・プレヴォ外相は27日の声明で、ガザにおけるイスラエルの残虐な行為を批判し、「ガザで起こっている現実を表現できるのは『ジェノサイド』という言葉しかない」と述べました。
プレヴォ外相は、オランダ語によるベルギーの週刊テレビ・ラジオ雑誌「Humo」のインタビューで、「イスラエルによるパレスチナへの無差別攻撃の結果生じたガザの恐ろしい映像を見てどう思うか」との質問に対し、「これらの映像に私は激しい憤りを感じる。自分は去る4月から、人道面での封鎖は絶対的な恥辱だと言い続けてきた。意図的に住民の食糧源を断つのは戦争犯罪である」と答えています。また対イスラエルの制裁に関しては、「ベルギー政府と欧州諸国はイスラエルへの圧力を強める必要がある」と強調しました。
ガザ紛争は米軍の武器によって継続中;武器移送は記録を更新
イスラエル戦争省は「アメリカ軍の武器を積んだ800機目の航空機の到着により、2023年10月7日以降、合計9万トン以上の武器がアメリカからイスラエル占領地に搬入された」と発表しました。同省はまた、「これらのアメリカの兵器は、2023年10月7日のガザ地区戦争開始以来、940機の航空機と船舶によってイスラエルに搬入されている。大規模な移送作戦の一環として、ガザ戦争開始直後から始まったアメリカの空と海の橋渡しの一環として、800機目の航空機が27日火曜朝にイスラエルに着陸した」と付け加えました。
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