28 5月 2025 - 20:04
Source: Parstoday
イラン情報通信相、日本との科学技術協力拡大の必要性を強調

イラン情報通信技術大臣がテヘラン駐在の日本大使との会談において、イランの科学技術分野における高い能力・可能性を強調するとともに、特にAI人工知能をはじめとする先進技術分野および知識移転、専門人材の育成における協力拡大を強調しました。

 イルナー通信によりますと、セイエド・サッタール・ハーシェミー情報通信技術相は28日水曜、テヘラン駐在の塚田玉城・日本大使との会談で、イラン電気通信研究センター(現・情報通信技術研究所)の設立を含むイランと日本の科学研究協力の歴史に言及し、知識ベース分野での交流拡大を呼びかけたことを明らかにしました。

また教育・研究分野での協力拡大の重要性を強調するとともに、塚田大使に対し「通信・情報技術分野における知識移転と専門人材の育成は、イラン・日本間の協力の主要軸の一つとなり得る。我々は日本の成功体験を活用し、この方向でイランの科学分野の可能性を共有する用意がある」と述べています。

さらに、特にAIの分野におけるイランの学術的能力・可能性を強調した上で「我が国の科学的能力を正確に理解し、イラン人研究者の研究論文が学術界で広く引用されている事実を認識することで、両国間の科学技術関係を深めることができる」と語りました。

これに対し、塚田大使も長い歴史を持つ両国関係に触れ、イランの科学技術の進歩を喜ばしいものだとして「イランはこの分野で重要な数多くの可能性を秘めている」と述べています。

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