サーレヒーアミーリー氏はレオ14世の就任式に出席するためバチカンを訪れ、19日に会談しました。
サーレヒーアミーリー氏はこの会談で「一神教はあるひとつの真実を根っこに持っている。その真実は人間を友愛、尊厳、平和に導くものだ」と語りました。
その上で、「イランは政治より上のもの、文化・文明にもとづくメッセージを携えている」とし、「我々の文化遺産は世界との架け橋になる言葉だ。この言葉は、より人間的な未来をつくるために、今の世界に必要なものだ」と訴えました。
そして、レオ14世との会談を「単なる会談ではなく、文明の相互理解の具現」であるとし、「我々はイランの文化的な声、敬虔な声、平和を求める声を世界に届けるためにバチカンにやって来た。会談自体は短い時間だが、その反響は将来にわたって残るものとなるだろう」と述べました。
これに対しレオ14世は、イランの歴史・文化の深みを称賛し、「相互尊重の言葉で信仰が語られれば、世界はまったく新しいものになる。人々の心や各国の国民どうしを近づける努力なら、我々は何でも歓迎する」と語りました。
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