カセム事務局長は3日土曜、レバノンの出版物エグテダ―ルの創刊号のインタビューで、「我が組織はレバノン国内およびあらゆるレベルで強力かつ効果的な運動体であり、我が国の政党・民兵組織の1つであるアマル運動やその他の同盟組織、およびその代表者らと協力して活動を続け、国民行動計画に基づきレバノンの保全と独立性の維持に努めている」と語っています。
カセム事務局長はこのインタビューにおいて、レバノンの経済発展、シオニスト政権イスラエルの攻撃がまねいた荒廃からの復興、預金者の財産の返還、汚職対策、そして国内法治国家の保全のためにレバノンの政党や派閥、民族の間のパートナーや同盟者と協力することを強調しました。
続けて、「我々は解放プロジェクトとして抵抗勢力が直面する諸問題に立ち向かうよう努めており、あらゆる形態の占領、難民の定住、イスラエルとの関係正常化を拒否する。我々の地域はイスラエルやアメリカの主義者や偶像の標的となってき」と述べています。
また、「アラブ諸国の政権とイスラエルの関係正常化の目標は、具体的にはパレスチナの理念を破壊することにある」との見解を示しています。
さらに、戦争の最近の段階後のヒズボッラーの評価についての質疑に回答し、「問題を評価し、生じたギャップを調査することは最低限の義務と責任であり、殉教者、負傷者、捕虜、抵抗勢力、そして世論に対する忠誠の一部は、将来に必要な教訓が採用されることだ」と強調しました。
また、「これらの評価では、乱れた点と個々人の責任が特定され、政策や作業方法、将来の計画やプログラムも再チェックされる」としています。
カセム事務局長はこのインタビューの最後に、「確かなことは、ヒズボッラーの創設の原則と抵抗の優先であり、これらの原則を実現するためにあらゆる方法が採用されることになり、この点に関して過去の出来事を評価結果に基づいて検討し調整することが可能だ」と結びました。
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