イスラエル政権のイタマル・ベン・グヴィル元治安相とベザレル・スモトリッチ財務相は、同政権による新たなガザ攻撃を歓迎し、これを倫理的かつ正当な行動だとしています。
パールストゥデイによると、ベン・グヴィル氏は18日火曜、「イスラエルがガザへの広範囲な攻撃を再開したことを歓迎する」と述べました。
同時に、スモトリッチ財務相は「ガザでの作戦はこれまでとはもっと違うものとみられ、勝利を収めるために我々は力強く活動を再開しなければならない」と語りました。
つい数時間前、イスラエルの第12チャンネルTVは「ネタニヤフ・イスラエル首相は、近くベン・グヴィル氏を内閣に復帰させることを希望している」と報じました。
また、「ベン・グヴィル氏との交渉で18日に大きな進捗が見られ、ネタニヤフ首相は今週中に同氏を内閣に復帰させる意向だ」と伝えています。
イスラエルのガザ空爆に関連して、同政権のダノン国連大使は「戦争への復帰は必要であり、ガザに平和は確立されないだろう」と強調しました。
ダノン大使はまた、国連安保理がガザ戦争に関する緊急会合の開催を決定したことに言及し、「たとえ国連安全保障理事会が毎日会合を開いたとしても、我々は捕虜全員を解放し、帰国させるまで戦闘をやめない!」と強調しました。
しかしその一方で、過去にイスラエル軍副参謀総長を務め、現在ではシオニスト政権の左派を代表する一人、ヤイール・ゴラン氏はネタニヤフ首相を非難し、「ネタニヤフ首相は捕虜とシオニスト兵士を自身の生き残りのための切り札として利用しており、危険な腐敗者ネタニヤフ氏から政権を救うために占領地で広範囲にわたる抗議活動を行うべきだ」と述べています。
イスラエル軍はネタニヤフ首相とカッツ戦争相の命令によりガザ地区への侵攻を再開し、停戦の終了を正式発表しました。今月17日夜に始まったこれらの攻撃では450人が殉教したほか、500人が負傷しました。速報によりますと、これらの殉教者と負傷者のほとんどは子供と女性が占めています。
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