イラン国会のゾロアスター教徒代表ベヘシード・バルホルダール議員は、最近テヘランで開催された故ナスロッラー師を記念した一神教指導者の会合で、「イランは抵抗の旗手であり、あらゆる抑圧者に立ち向かう国である」と述べました。また、「犯罪国家アメリカの思惑のもとでは、西アジアのどの国もイスラエルと彼らによって訓練されたタクフィール派の強欲から逃れることはできないことを、すべての国と政府は認識しておく必要がある」としました。
バルホルダール議員はさらに「米国政府は信用できない」とし、「平和、安全、平穏を回復し、被抑圧民の権利を守るためには、国際的覇権主義者の後方支援を受けたテロリストによる残忍で非人道的な全ての犯罪に対して、世界のすべての一神教および、何物にも隷属しない自由を愛する人々が立ち上がる必要がある」と訴えました。
イラン国会キリスト教徒議員「我が国に対する脅迫的な物言いは効果なし」
同じくイラン国会の南部アルメニア系キリスト教徒代表のロベルト・ベグラリアン議員も、「5000年に及ぶ我が国の歴史は、勇敢なイラン国民の力と偉大さを雄弁に物語っている」とし、「イランに対する脅迫的な物言いには効果がない」「我々は不正、植民地主義、侵略、圧力に全力で立ち向かう。8年間にわたる聖なる防衛(=イラン・イラク戦争)がその証拠だ」と述べました。
そして、殉教したヒズボッラーのナスロッラー前事務局長の人物像を称賛し、「ナスロッラー師は優しさにあふれ慈悲深く、イスラム教シーア派からスンニ派はもとより、キリスト教徒から他の宗教に至るまで、あらゆる宗教、民族、潮流の人々と建設的に関わっていた」と偲び、「ナスロッラー師の高名さは確実に、世界中の人々や自由を愛する人々とともに歴史に刻まれるだろう」と語りました。
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