マトヴィエンコ議長は、ロシア・サンクトペテルブルクで開催された第4回ユーラシア女性フォーラムで、同国での子どもを持たない生き方を促進するいくつかの運動に言及し、こうした運動がロシにおける家族制度の破壊を目的とした西側の企みであると述べました。パールストゥデイによりますと、マトヴィンコ議長は「我が国は、国内でこうしたイデオロギーが実行されることを許さない」と強調しています。
ロシアで大統領と首相に次ぐ第3位とされる要職に就くマトヴィエンコ議長はまた、これに関連して、「こうした運動は、健康な女性が子どもを産むことを妨げる、外部からの敵対的陰謀であるため、禁止されるべきである」と語りました。
マトヴィンコ議長の話では、西側諸国は新しい技術を用いて、社会の伝統的な家族構造や家庭的な価値観を破壊する計画を実行しようとしています。
なお、ロシアの司法次官は、去る6月に行われた第12回サンクトペテルブルク国際法フォーラムで講演し、ロシア国内での子どもを持たない生き方という構想の蔓延を阻止するための法案起草の進み具合について述べていました。
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