イラン国会のゾロアスター系議員で研究テクノロジー委員会の委員長を務めるエスファンディヤール・エフティヤーリー氏は、イラン国内の知識ベース企業を支援する法案の成立や中部ヤズドへのテクノロジーセンター開設に尽力した人物で、イランの「知識産業の父」との異名も持ちます。
今回ParsTodayは、このエフティヤーリー議員にインタビューすることができました。
ーそもそも知識ベース企業とはどういった企業なのでしょうか?
知識ベース企業とは、知識やアイディアを形に変え、製品として販売する企業です。この分野では、「イノベーション」と「テクノロジー」という2つの軸があります。顧客はイノベーションにお金を払います。アイディアが尽きない限り、それは止まることはありません。イランの詩人フェルドゥースィーの言葉に「知は力なり」とありますが、知識ベース経済とはまさにこれを体現するものです。
ーイランで知識ベース企業が提唱され、実際に動き出したのはいつ頃のことでしょうか?
2001年にイラン初の学術テクノロジー学園都市が設立されたのが始まりと言えます。2010年には「知識ベース企業支援および研究産業化法」が成立しました。この法律により、知識ベース企業の活動が活発になり、それまでの企業もこの分野に参入しています。2022年にこの法律は、「知識ベース生産拡大法」として改正されました。
ーイランの知識ベース企業の現状はどのようなものでしょうか?
我々はこの分野でよい実績を有しています。イランは西アジアの知識ベース企業にとってハブ拠点となる存在で、世界レベルで見ても高い地位を有しています。多くの企業が好調な輸出と業績をあげています。