18 5月 2020 - 13:30
米保健福祉庁長官が、制限解除に反応

米保健福祉庁のアレックス・アザール長官は、行動制限の解除に伴う過密の発生は避けられないとの見解を示しました。

(ABNA24.com) アザール長官は17日日曜、移動・行動制限の解除に伴い群衆の過密状況が生まれたことについて、「これも我が国の自由の一部」としました。

また、経済を完全に再開するという米国政府の決定について、「経済を封鎖したままにすることは深刻な健康上の結果をもたらすことになるだろう」としました。

一方で、新型コロナウイルスの米国での感染拡大は、同国経済に悪影響を及ぼすと同時に、米国経済は空前の不況に陥っており、国内の失業者の数は日々増加する結果になっています。

トランプ米大統領の対処に対する批判も、人々の経済問題を解決できない政府の無能さを指摘する声とともに高まりつつあります。

米国での新型コロナウイルス感染者の数は増加の一途をたどっており、感染者と死者ともに世界第1位となっています。

最新の統計によると、米国で新型コロナウイルスに感染している人の数は152万7,664人に、うち死亡した人の数は9万978人に達しています。