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source : ParsToday
土曜日

25日 8月 2018年

12:29:00
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映像

米の燃料輸送機がサウジ戦闘機に燃料補給

イエメンでのサウジの民間人殺傷にアメリカが加担

アメリカの燃料輸送機がイエメンの沿岸付近でサウジアラビアの戦闘機に燃料を補給している光景を示す映像が公開されたことで、イエメン戦争にアメリカが加担しているとする、イエメン政府関係者の証言の正当性が明らかになりました。

サウジアラビアとアラブ首長国連邦によるイエメン戦争の開始から3年以上が経過する中、イエメンの政府軍と同国のシーア派組織・フーシ派(アンサーロッラー)の関係者は、これまでに何度もアメリカとシオニスト政権イスラエルがイエメンでの民間人の殺害に加担している、と表明してきました。

レバノンのあるメディアは24日金曜、アメリカの燃料輸送機が紅海に面したイエメンの海岸地帯付近で、サウジアラビアの戦闘機に燃料を補給している映像を公開しています。

CNNは、今月イエメンで発生した同国の学童らに対するサウジアラビアの攻撃事件の後、軍事評論家やジャーナリストらとの協力により現場からの報道を行っており、この攻撃で使用された爆弾がアメリカのロッキード・マーチン社製の無誘導爆弾Mk82だったことを明らかにしました。

サウジアラビア主導のアラブ連合軍は今月9日、イエメン北部サアダ州で同国の学童を乗せたバスを爆撃し、これによりこれらの学童のうち55人が死亡、70人以上が病院に搬送されていますが、サウジアラビアはこの攻撃を合法的なものだとしています。

サウジアラビアの戦闘機はまた、今月23日にはイエメン西部フダイダ州で住む家を失った女性と子どもを乗せた車両を攻撃し、この時には女性4人と子ども27人が死亡しています。

国連のマーク・ローコック人道問題担当事務次長兼緊急援助調整官は、イエメン西部フダイダ州南部における、サウジアラビアのこの新たな犯罪行為を非難し、「この犯罪により、数十名の子どもの命が失われた」と語りました。

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