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source : Parstoday
金曜日

25日 10月 2024年

13:24:20
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イラン最高指導者「イスラエル以上に敗北したのは西側の文明と政治家」

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、イスラエルがガザやレバノンで5万近くの民間人を殺害しながらも抵抗勢力の壊滅に失敗したとし、そのイスラエル以上に敗北したのは、欺瞞をあらわにした西側諸国の文化・文明および政治家たちだと指摘しました。

 ハーメネイー師は23日、南部ファールス州出身の殉教者に関する記念行事主催者らと面会し、現在のパレスチナやレバノンといった西アジア情勢を「歴史に残る出来事」とし、「最期の瞬間まで戦い続けたシンワル氏や、理性と勇敢さを兼ね備えたナスロッラー氏のような人物がいなかったら、地域の運命は異なるものになっていただろう」と語りました。

ハーメネイー師はその上で、

「イスラエルは抵抗勢力を容易に壊滅できると考えていた。しかし、ガザやレバノンで5万近くの民間人と抵抗勢力の幹部を殺害し、大量の戦費と米国の支援をつぎ込んで得たのは、欧米各地の大学で起きたデモのように世界中からの嫌悪と、依然として戦闘を続ける抵抗勢力の存在だ。これはイスラエルにとって大きな敗北だ」

と述べました。そして、そのイスラエル以上に敗北を喫しているのは西側諸国の文化・文明だとし、

「罪のない子供が1万人以上も爆弾で殺されながら、西側諸国の政治家は眉間にしわを寄せることすらしない。そのことが人権を謳う彼らの欺瞞を暴き、西洋文明が信頼できないものであることを全世界に示した。これは彼らにとって大きな敗北だ」

と述べました。

ハーメネイー師はイスラエルを支援する勢力を「悪の戦線」と呼び、

「抵抗戦線は悪の戦線に対峙している。神の思し召しで勝利は抵抗戦線にもたらされるだろう」

と述べました。

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