在ベルギー・イラン大使館は、NATO首脳会議による対イラン疑惑を否定するとともに、「イラン国民に多くの苦難をもたらした、NATO加盟国の大半による対イラン制裁行使は、人道に反する犯罪に等しく、停止されるべきである」と語りました。
NATO首脳会議の声明では、ウクライナ戦争においてイランがロシアに軍事支援を提供しているといった根拠のない主張が提起されています。
イラン大使館の声明ではまた、「ウクライナ危機にイランが介入しているという主張は、全く根拠がなく、短期的な利益にもとづいて提起されている。わが国はウクライナ紛争における自らの中立性を維持し、各国の独立、統治権、領土一体性といった国際法や国連憲章に記されている原則を完全に順守する重要性を強調している」としました。
イラン大使館はさらに、「イランはテロとの戦いで多くのコストをかけ、地域外からの支援を受けた勢力に対抗する地域諸国の政府への支援に建設的な役割を果たしている」としています。
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