イルナー通信によりますと、ディアスカネル大統領は、「BRICSによる米ドル依存脱却計画は、世界にとってより包括的かつ望ましい通商システムを生み出すだろう」と強調しました。
続けて、「今日の世界における国際関係は、米国政府による攻撃的かつ覇権主義的な政策が基盤となっており、壁を築く、敵対的制裁を課す、脅迫・侵略を行う、中傷するなどの行為が、定期的に繰り返されている」と説明しました。
その上で、「BRICSは、特に経済新興国にとって、経済・通商の統合に向けた重要な代替案である」と指摘しました。
さらに、「BRICSの諸計画は、米国の帝国的覇権主義、国際通貨基金の覇権主義、世界銀行の覇権主義をそれぞれ打ち砕き、経済・通商関係の新たな形での発展を促進するだろう」と述べました。
また、西側の制裁に直面しているロシアとの団結を、改めて強調しました。
そして、キューバとロシアの関係は良好だとしながら、「我々は、ロシア連邦に対して行われたあらゆる措置や制裁を、強く非難する」としました。
BRICSは、多くの識者から西側や欧米の同盟に対抗しうるものだと認識されています。
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