Main Title

source : Parstoday
木曜日

18日 5月 2023年

9:59:01
1366770

サウジが米の要求を一蹴、「イランとの関係は見直さず」

あるアラブメディアによると、サウジアラビア指導部は、同国を訪問したアメリカの使節団がイランとの国交回復の見直しを求めたのに対し、これを拒否しました。

イランとサウジアラビアは今年3月10日、中国・北京での協議で、7年ぶりに国交を回復することで合意しました。

ニュースサイト「アサース・メディア」によると、サウジ当局は最近同国を訪問した米使節団に対して、イランとの国交回復を見直す考えはないとし、世界のどの経済的・政治的大国との関係構築も自国や地域の利益に基づいて決めると伝えたということです。

ここ数週間で、アメリカはサウジにイランとの国交回復を断念させるため、大量の使節団を派遣していました。

アサース・メディアの記事では、アメリカは今後、地域における緊張緩和と問題解決といったイラン・サウジ合意がもたらした新たな地政学的戦略を尊重しなければならず、際限のない介入のために対立を利用することはこれ以上できないとされています。

そして、アメリカは世界や地域が変わったことを受け入れ、サウジが決定を下す際、大国の圧力行使や要求、計画を考慮しないことを知るべきだとしています。

そして、「今日のアメリカには時計の針を戻す力はなく、地域はアメリカから大きく距離をとっている。こうした動きは、すべて米国政府の誤った政策が招いたことだ」としました。

 342/