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source : Parstoday
日曜日

19日 3月 2023年

19:44:03
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北朝鮮 朝鮮半島東方へ弾道ミサイル発射

北朝鮮が19日日曜の午前11時過ぎ、日本海(韓国側名称;東海)に向けて弾道ミサイルを発射しました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、北朝鮮の弾道ミサイル発射は、日韓首脳会談が開かれた今月16日にICBM大陸間弾道ミサイル・「火星17」を発射して以来、3日ぶりのことです。

今回のミサイル発射は、韓米両軍が13日から実施中の大規模な合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」への反応とみられます。

北朝鮮は同演習開始前日の今月12日にも、潜水艦から戦略巡航ミサイル2発、さらに14日には短距離弾道ミサイルも発射しており、最近挑発の頻度を増しています。

有識者の間では、今回の米韓合同演習が終了する今月23日まで北朝鮮がこうした反応を続ける可能性がある、とみられています。

これを受け岸田文雄首相は19日、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したことを受け、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機、船舶などの安全確認の徹底、そして不測の事態に備え、万全の態勢をとること、の3点を関係省庁に指示しました。

なお日本政府関係者によりますと、発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、日本のEEZ排他的経済水域の外側にすでに落下したものとみられ、現時点で日本の船舶や航空機への被害報告などの情報は確認されていないとしています。

北朝鮮は常に、アメリカとその地域同盟国による合同軍事演習を、地域の平和と安定のかく乱要因だとしており、特にアメリカが北朝鮮に対する敵対行為を止めない限り、自らの核・ミサイル計画を続行すると主張しています。

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