ロシア・スプートニク通信がロシア大統領府の発表として報じたところによりますと、プーチン大統領は、マリウポリ市内の施設を複数視察したほか、現地住民と交流しました。
また、同大統領府の発表では、プーチン大統領はヘリで現地入りし、大統領自ら自動車のハンドルを握り、市内の複数地区を視察して回ったということです。
市内のネフスキー地区では、プーチン大統領は現地住民と交流、住民の誘いに応じて自宅へ上がったほか、海岸線を視察しました。
プーチン大統領によるウクライナ東部ドンバス地方訪問は、これが初めてのことです。
プーチン氏は１８日土曜にも、クリミア半島のロシア併合９周年記念にちなんで、同半島地域を予告なしに電撃訪問し、視察しました。
クリミア半島は２０１４年３月１８日の住民投票後、ウクライナから分離してロシアに併合されていましたが、昨年２月２４日のウクライナ戦争開戦以来は、何度もウクライナ軍の攻撃を受けています。
クリミア半島の後もウクライナからは、ドネツク州とルガンスク州により構成される東部のドンバス地域および、ヘルソン州とザポリージャ州の計４つの州が、これらの地域の住民の圧倒的多数票によりロシアに併合されています。
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