イランは、アメリカが一方的に核合意から離脱した2年後、またこの合意に関係するヨーロッパ諸国もその責務を履行しなかったことを受け、IAEA監視のもと、合意実施におけるバランスをとる目的で自らの責務を段階的に縮小する措置を講じました。
キャマールヴァンディー報道官は、「核合意の調印後、IAEAが15回に渡り発表していた報告で、イランは自らの責務に違反していないことが示されている」と語りました。
また、「ヨーロッパの事国は当初、声明の中で、核合意から離脱したことを理由にアメリカを批判していたが、現在、現状の責任はイランにあるかのように見せている」としました。
さらに、「IAEAのグロッシ事務局長の最近のイラン訪問は良好で、さらなる協力に向けたものだった」とし、「我々は、協力や問題解決といったプロセスで一歩前進した」と述べました。
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