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source : Parstoday
火曜日

14日 3月 2023年

13:40:22
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中国で原子力発電量が増加

中国の原子力発電量が、2035年までに年間2億キロワットに達する見込みです。

中国人民政治協商会議のある委員は同国の英字紙グローバルタイムズとの独占インタビューで、「我が国の原子力発電容量は2035年までに2億キロワットを超える」と述べました。

続けて、中国の原子力発電所は安全面で世界に先んじているとして、「核エネルギーの拡大は、我が国の恒久的な社会的・経済的発展の実現のために避けられない選択である。このエネルギーは、より良い生活を望む人々のニーズを満たすことになる」としました。

また、1kgのウラン235の核分裂から得られるエネルギーが平均して石炭2700トンもしくは原油1700トンの産出するエネルギーに相当すると説明し、「原子力発電所は1メガワットあたり年間30トンの燃料が必要となるだけである。その一方、化石燃料、例えば石炭を使った発電所は、1メガワットあたり300万トンの燃料を必要とする」と述べました。

そして、「中国本土では現在、76基の原子力発電所が建設中である。その総容量は8100万キロワットであり、実現すれば中国は世界第2位の発電量を持つことになる」と指摘しました。

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